
こんにちは、9月に第一子が誕生予定のcoo(@coo_haitokin)です。
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今回は三菱UFJフィナンシャル・グループの決算振り返り記事となります。
私はNISAと特定口座で合計220株保有しており、ポートフォリオ内でも主力の銘柄です。
決算ハイライト
・2024年度の純利益は1兆8,629億円(前年同期比+25%)
・2025年度の純利益は2兆円予想(前年同期比+7.4%)
・年間配当を70円に増配(前期比+6円)
・2,500億円を上限とした自社株買いを決定
決算内容
業績について
業績については、2024年度は過去最高益を達成し、2025年度も最高益となる見通し。加えて2025年度はついに純利益2兆円を超えるということで、業績はかなり堅調だと思います。
やはり株価は最終的には業績によって決まっていくので、業績が右肩上がりの会社は積極的に投資していきたいですね。
株主還元について
年間配当金は64円から70円に増額しました。増配率でいうと9.3%となります。私は220株保有中ですので、今回の増配で年間配当金は1,320円増えました。
配当性向は40.3%と言うことで、まだまだ余力はありそうです。今後も継続的に増配してくれると思いますので、値段が下がったところで少しずづ買い増ししていこうと思います。
加えて、上期に2,500億円の自社株買いが決定しました。2024年度は4,000億円なので、少ないようにも感じますが、上期だけで2,500億円ですので、下期に追加で自社株買いをしてくれる可能性はあると思います。
決算ハイライトにもあるように、配当総額が8000億円、上期2,500億円の自社株買いとすると、総還元額が1兆500億円となります。2024年度の総還元率が約60%なので、2025年度も同等の総還元率と仮定すると、1兆2,000億円までは還元の余地があるので、追加で1,500億円程度の自社株買いがあることは十分考えられます。業績が上振れた場合は、更なる増配や自社株買いも見込めます。

(引用:三菱UFJ決算ハイライト)
他メガバンクとの比較
他メガバンク(三井住友FG、みずほFG)との主要項目の比較を以下にまとめました。私は三菱UFJと三井住友FGのみ保有中で、みずほFGは保有しておりません。
【純利益】
2024年度(前期比) | 2025年度(前期比) | |
三菱UFJ | 1兆8629億円(25%増) | 2兆円(7.4%増) |
三井住友FG | 1兆1779億円(22.3%増) | 1兆3000億円(11.3%増) |
みずほFG | 8854億円(30.4%増) | 9400億円(6.2%増) |
【配当金】
2024年度(増配率) | 2025年度(増配率) | |
三菱UFJ | 41円⇒64円(56%増) | 64円⇒70円(9.3%増) |
三井住友FG | 90円⇒122円(36%増) | 122円⇒136円(11.4%増) |
みずほFG | 105円⇒140円(33%増) | 140円⇒145円(3.5%増) |
【利回り】
利回り(2025年5月25日現在) | |
三菱UFJ | 3.60% |
三井住友FG | 3.76% |
みずほFG | 3.72% |
【自社株買い】
金額 (発行済み株式に対する比率) | 期間 | |
三菱UFJ | 2500億円(1.52%) | ~7/31 |
三井住友FG | 1000億円(1%) | ~7/31 |
みずほFG | 1000億円(1.6%) | ~8/31 |
【PER/PBR】
PER(2025年5月25日現在) | PBR(2025年5月25日現在) | |
三菱UFJ | 11.2 | 1.09 |
三井住友FG | 10.8 | 0.95 |
みずほFG | 10.4 | 0.94 |
感想
メガバンク3社は、指標的には大きな差は無さそうです。銀行は景気敏感株ということもあり、今後の景気の見通しが立てにくい今は投資判断が難しい部分もありますが、今後も継続的に利益を生み出し、積極的に株主還元をしてくれることを期待して、長期目線で引き続き投資していこうと思います。
現在三菱UFJが220株、三井住友FGが100株、みずほが0株なので、年内くらいにそれぞれ300株、150株、50株くらいを目指してコツコツと投資していこうと考えてます。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました。
今後も定期的に決算内容の振り返りや感想の記事を書いていきます。では、また。